TOSHIBA DVD レコーダー  『  ER0004  の憂鬱



確か・・・、
2008年の夏頃、東芝のVTR一体型HDD&DVDビデオレコーダー(RD-W300)を購入!。
それは、私にとって初めての”ビデオレコーダー”でした。
この頃、1980年代から20年以上続いたVTRビデオカセットの時代は終焉を迎え、
新たに”DVDビデオレコーダー”時代が訪れ既に何年か経っていたかと記憶しますが、
私はまだ簡単には”VTR”との完全決裂は出来ず、ここでやっと
”VTR一体型”DVDビデオレコーダーを選んだのでありました。(^^;


そして、このレコーダーを使用し始めて四年半が過ぎた頃!、
DVDディスク( DVD-VIDEOやDVD-RW )がスムースに読み込めなくなり出しました。
当初はディスクを投入したと同時に、手で勢いよく押し込んでなんとか無理から
”読込み”させていたのですが、いよいよディスク・トレーが”CLOSE”しなくなり、
ディスクメディアを”認識”出来なくなり、トレーは”OPEN”のままとなりました。

同時にこれは、HDDに撮ったデータをDVDディスクを介して移動出来なくなった瞬間でした。


以下は自己の責任で行っております。あくまでご参考として御覧下さい。m(_ _)m

そこでこの問題をネット検索しますと・・・、
これはそう珍しい事ではなく、PC用のDVDドライブ・ユニットに換装して使用し続ける
つわもの緒先輩の”戦いの記録”を拝見!。
私も”DVDドライブ・ユニットの換装”に挑戦をはじめたのでありました。(^^ゞ


このDVDドライブ・ユニット換装(付け替え)用のPC内臓ドライブの型番としては、
オリジナルのPanasonicの”SW-9576”系が理想なんですが、それは簡単には入手出来ず
もっぱら日立・LG電子製の”GSA-4163B”をジャンクで手に入れては付け替えていました。

しかしこの換装は、DVDメディア投入時の読み込み認識が、
トレーの出し入れをしないとダメ(トレー開閉ボタンの二度・三度押し)や、
DVDドライブ内にメディアを入れたまま本体電源OFFにしてしまうと
次の電源ON時にエラーが出て、DVDドライブ・ユニットのエジェクトボタンで
入っていたメディアを一旦吐き出さないといけないなどの多少の不便がありましたが、
それでもまぁなんとかDVD-RWの初期化やHDD→DVD-RWへの録画データ移動は気持ちよく
出来ていました。ただ換装ユニットがジャンク故なのかそのうちDVD-RWの”読込み”が
悪くなる状態が起こるようになり、結局、何代かの中古”GSA-4163B”をはじめ何種かの
ドライブ・ユニットを付け替えながら、騙しだまし使い続けていました。

これはもう”DVDドライブ・ユニット換装中毒&換装地獄”に陥ってしまっていて
いつまでこの古い型のDVDドライブ・ユニット(IDEタイプ)が中古で手に入れ続けれるかが、
日々の不安材料ともなっていきました。(_ _;)


そんな折この”換装地獄”の不安を増長するかのように、
”ピ〜・ピ〜・ピ〜”という警告アラーム音がけたたましく鳴り響き、
ディスプレイには『
ER0004 』という表示が!。
これは本体のONやOFFに関わらず出現!、対処としては、、
電源スイッチの長押しで復活せねばならぬ状況が頻繁に起き始めました。
更にその後、タイマー予約録画中に勝手に電源OFFとなりそれまで収録していた
録画データも撮れてない、、という悲惨な事態となりました。
この事態は”DVDドライブ・ユニット換装”の影響なのか??・・。


もしこのエラーが、永年(約5年に何台か)換装し続けてきたDVDドライブ・ユニット
(”GSA-4163B”や”GSA-4165B”、または”SW-9586C”など)の影響?ならば、
この突然の『 ER0004 』を回避?すべく、
HDDの録画済みデータの移動時以外は相性が良いはずのオリジナルに戻しておいて、
録画データの移動時のみ、メディアの認識、書き込みの良好なドライブ・ユニットに
繋ぎ換えて運用する・・、と言うオリジナルへの原点回帰的でおまけに極めて面倒な
奇策しか思い付かない状況に『 ER0004 』は、我”RD-W300”を
追い込んで来ていました。

そこで電源用の4pinハーネスと40pinのフラット・ケーブルを購入して来て、
この2本を延長に使用し、『裸族の涅槃』と勝手に命名して
DVDドライブ・ユニットをレコーダー本体より外部で手軽に
取り替えが出来るようにセティングしました。\(^o^)/


しかしこの奇策には最低限、オリジナルのドライブ・ユニットの
トレーが閉まるように(読み書きはNGでも可)しないといけない訳で・・。
結局オリジナルの当初のトレー不具合についてもう一度検証してみました。

まずはドライブ・ユニットの後ろ側(ケーブル類を挿す面)のビス2本をはずし
ユニットの外ケース(コの字型)を少し奥にスライドさせて取り外します。


更に、中ブタの4本のビスを外し、黒いプラ本体の爪を開き中ブタを取り、
DVDのトレー部分もはずしました。すると・・、
トレーの下段から出てきたDVD回転部分やレーザーのレンズ部分などが付いた
少し重た目の鉄製シャーシが、トレーの開け閉めに連動して
瞬きのように上下にパタパタと動く仕組みのようでした。つまり・・・、
トレーOPEN → シャーシはユニット奥を支点に手前部分が下に降り、
トレーCLOSE → シャーシは水平に持ち上がりSWがONでディスクを読み込む。


しかしDVDのトレーをCLOSE(閉めた)時に、上写真右のように
白いプラスチックの坂の部分をシャーシを登りきって
ディスク読み込みのスイッチを押す位置まで白突起部分が行かなくなる事が、
トレーがOPENのままでディスク・メディアを読めなくなる原因かと思われます。



この左側の、スイッチ押し用の突起がある白いプラスチックは、
右側にもシャーシを水平の位置まで持ち上げる為の部分が一体型であり
つまり左右2箇所でシャーシを持ち上げる構造となっています。
この左右はシーソー状になっていて左を奥の↑方向に強く押すには、
右側の白いプラスチック部分を手前に引い↓てやればよい訳で
この右を引っ張れるように右の白プラ部分に穴を明けその穴に針金を通し、
ちょうど本体の黒いプラにあるスリットからその針金の一端を手前へと出し
トレーのCLOSEボタンを押すのと同時にその針金を引っ張ってやれば
シャーシを水平位置に持ち上げる補助となり
出来なくなっていたトレーのCLOSEとDVDメディアの認識、
そして読み込みまで行けるようになる・・・って寸法です。(^^;

と言う訳でトレーのOPEN状態からは脱し、めでたく・・(^^)/
本体の外ではありますが、(引っ張っり針金レバーの為本体への装着不可)^^ゞ
オリジナルのDVDドライブ・ユニットの接続も復活!、
気が付けば何故か上記、その右側”針金引っ張り補助”がなくても
トレーのCLOSEからDVDメディアの読み込みまでもが復活したような・・・。^^?
これで準備は整い?あとは悪夢のエラー 『
ER0004 』 が再発しないか
電源を入れた状態でしばらくエージング検査を始める事としました。

電源を入れっぱなしで結構長時間大丈夫だったのですが・・・、
うわっ!!、やっぱ出てしまいました〜 『
ER0004 』 がぁ。
厳しいなー。\(_ _)

これはもう『 ER0004 』は”DVDドライブ・ユニット”が
原因ではないと断定しざるを得ないのかぁー。(~_~;

今更ながら・・・そもそもこの 『
ER0004 』エラーとは何なのか??。

ネットで『 ER0004 』を調べて見ると・・・まず”CPUの通信エラー”とあり、また、
”VHS一体型モデルはHDDとDVDに加えVHSも制御の為、CPUなどに付加が掛りやすい〜”
そして、”本体電源の常時ONはNG(か)・・”。或いはまた・・・、
”本体内の冷却が充分でなく基板が熱をおびると起こりやすい〜”などとあり、
(↑わぁ〜エージング検査はVHS一体型モデルはもってのほかかぁ!?(^_^;)。
つまり、+VHSの複雑な構造と不要な電源ONに伴う”熱”が暴走を誘発と・・・?。

確かに説得力ありますが、”冷却”という観点ですと私の場合
本体電源OFF時でも『 ER0004 』があったように思いますし・・、う〜む。

とりあえずここで、これまでの私の状況を少し整理してみますと、
1、何台目かのDVDドライブ・ユニットの換装後、本体電源のオン・オフに関わらず
  突然『 ER0004 』が出て制御不能となる。(電源SW長押し→復帰可)
2、タイマー予約、手動に関わらずHDD録画時に突然電源OFF状態となり
  録画開始から電源OFFまでの録画データの保存なし!。(電源SW長押し→復帰可)
てな感じなんですけど、1、と2、は関連性はあるのか?別個のものか?。

あと私の場合上記”2、”の電源落ち時では記憶ないですが、
”1、”の『 ER0004 』が出る時少なくとも最近は、
なんかモーターの回転音がしてその直後にエラーが出ていたような・・。

この”モーターの回転音”とはもしかして上記”HDDとDVDに加えVHSも制御”で言う
VHSビデオカセットのメカ・モーターを制御の為”CPU”が見に行ってるのでは・・?、
そしてこのCPUの、VHSモーターへのアクセスがエラーに関係してるかも?と
勝手に思っちゃたりして。我VHSは何年か前にテープを巻き込んでから
(苦労してカセットを引き抜いてからは)使ってなかったので、
もしかしてVHSビデオカセット関係への接続を断ってしまってCPUを楽にしてやれば
『 ER0004 』もなりを潜めてくれるのでは?と、もうダメ元&安易な気持ちで
モーターに繋がるハーネスを含めVHSエリアへのフレキシブルケーブル3本を
全て抜いてみました!。

ご承知と存じますが、あくまで自己責任で行っております。
ご参考とお考え下さい。

m(_ _)m


で、その結果は・・・、
大変残念ながら、タイマー予約の録画時に電源落ちが一度ありました・・・。(_ _;)
また『
ER0004 』も、一、二度あったような〜。(~、~)
ですから決定的解決策にはなってないかも?ですが、
この”VHSビデオカセット部分遮断”後は、
私個人的な印象ではそれ以前よりはかなりエラー頻度は減り
効果はあったのでは?と感じています(いやそー感じたいなー^^)。

てな訳で、とりあえず”不要の電源の入っ放しは極力控え”つつ、
また期待を込めて・・まだまだ現役続行〜!?と行きたいと思っています。(^_^;)





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